終わりと始まりと 2019.05.28 指原莉乃11年ありがとう!大感謝祭
指原莉乃大感謝祭に参戦してきた。
感想は一言。
『最高に、たのしかった!!!』
最高の褒め言葉、これで十分。ブログ終わり。
他に色々解説とかは蛇足でしかない。
感謝祭終わって会場を出て、打ち上げに向かう道すがら「いや~、良かったなぁ」って、かみしめてたもの。
とはいえ、いろいろと感想もある。
系統だててうまくまとめられそうにないので、各テーマに沿って書いておこう。
【チケット】
横浜での卒業コンサートには参戦せず、ライブ配信にて観戦。
福岡在住で、指原さん以外のHKTメンバーのファンは、このパターンが多かったのではないかと思う。
さしこプレミアムシートは外れたものの、指定席はHKTモバ枠で当選。
しかし、コンサートの席運は皆無だから期待できないなぁ、とぼやくのみ。
そんななか、さしこプレミアムシートの同伴枠が空いているからいかが、とのお誘いが。
迷わず手を上げて確保。指定席なんかポイさっ!
その後、さしこプレミアムシートがキャン待ちで当選したとか、指定席がだぶついて購入希望者求むが回ってくるなど、結構当選しやすかった感じ。
平日だったし、指原さんのためのイベントということで、福岡のHKTファンも無理して応募してなかったのかも。
【座席】
プレミアムシートはアリーナ下手のセンターステージから2ブロック目。
これまでの大箱コンサートの中では、最高にいい席。
メインステージのメンバーの顔が肉眼でしっかり識別できる距離。
さすがプレミアム。
ポイした一般席の方は、上手スタンドBブロック後方だった。
アリーナにも一般席があるんだから、やっぱり席運は無かったんだな。
HKTオフィシャルツイッター@hkt48_official_より
開演前、ずっと気になっていたのは、セットリスト。
というか、大感謝祭と銘打ったイベントの内容。
HKTメンバーの登場は各種情報から読み取れるものの、最後まで出演者の記載はなかった。
指原さんは4/28に横浜の天空に消えていき、卒業してしまった身分なはず。
平成でアイドルは卒業。もう歌わないとか言ってなかったっけ?
その上この日のイベント(あえてコンサートと書かずイベントと書いてる)のタイトルが大感謝祭。
HKTのメンバーが歌い踊るのを指原さんが面白おかしく解説しながら観戦する?
でもそれじゃ、指原さんを見に来た黄色のヲタたちは不完全燃焼だろうし。
などと若干の不安を残しつつ、開演時間に。
影アナはさしこちゃんで一安心。
そして、オーバーチャではなくVTRからオープニング曲へ。
指原さん登場。「ここにいたこと」ソロ歌唱。
歌ってくれるんだ。うんうん。
と思ったら、指原さんがセンターステージに設置された玉座に鎮座され、HKTメンバーのパフォーマンスを見守るという展開に。
まさか、1曲しか歌わないつもりか?
3曲その感じで過ごしたあと、感謝祭の主旨発表。
そこからは、指原さんの11年間の歩みに添って選曲した曲を、指原さんも一緒に次々と披露していくスタイルであることがわかった。
一応、コンサートだ。良かったと胸をなでおろす。
HKTオフィシャルツイッター@hkt48_official_より
【衣装】
指原さんはHKTの他のメンバーとおそろいの、いわゆるAKBグループの衣装ではなく、ロングスカートなどのドレスや私服風の衣装。
バシバシ踊る感じはまったくない。
しのぶさんいわく、卒業したんだからHKTの衣装は着ていない、ということだった。
そんな一線を引きつつ、一人だけ衣装違いなのが指原さんを引き立て、指原さんのためのイベントであることを意識させる効果もあった。
HKTオフィシャルツイッター@hkt48_official_より
【指原さんとAKBとHKTと私】
私がAKBに関心を持ったのが2009年、東京勤務だった頃。
「純クレ」からの「みぃちゃん」がきっかけ。
指原さんが正規メンバーに昇格後、独特なキャラクターで頭角を現してきた時期とちょうど重なる。
みぃちゃんと指原さんはバラエティー班として何かと絡むことが多く、推しではないけれど、自然と親近感を持つメンバーの一人になる。
その後、2012年ソロデビューシングル「それでも好きだよ」では、なぜかリリースイベントの「アシカとさしこの歌謡トークショー」に当選してしまった。
会議室のような部屋で「それ好き」「初恋ヒルズ」を最前で鑑賞させてもらって、水族館のアシカショー会場に移動し、最後列立見で見学していた記憶が蘇る。
今思えば、超貴重なイベントに参加してたんだな。
私は2012年の6月に福岡勤務になり帰福。
時を同じくして、指原さんもHKTに移籍。
百道浜勤務だった私は、程なく劇場公演にハマりHKTヲタとなり劇場通いをすることに。
指原さんのAKBからHKTという11年の流れは、私のAKBグループ歴とほぼ重なっている。
【セットリスト】
だから「BINGO!」から始まる指原さんセレクトのセットリストは、私の思い出と完全にかぶる。
指原さんの歩みは、そのまま私とAKBそしてHKTとの歴史そのもの。
「純情主義」
しのちゃんセンター。
指原さんご指名か、しのちゃんセレクトなのか、あえて盟友はるたんではなく、KIVのツートップねねなっぴを従えて。
そして、指原さん1期生2期生の超贅沢なバックダンサー。
粋な演出。
「Choose me!」
ぴ~ちゃんとのデュエット。
スタイル抜群の二人がセンターステージに並ぶ姿を後ろから見つめる。
そしてこの曲。泣くしかないよ。
「ヘビーローテーション」
ステージ上は指原さんとスタンドマイクたちのみ。
指原さんが歌うのは、オリジナルの自分のパートのみ。
あとは会場のヲタに歌えとおっしゃる。
なんともシュールな。
でも、選抜メンバーの一員になれた気がしたし、嬉しそうに踊る指原さん見てるのは、ほのぼのと気持ちよかった。
「Beginner」「胡桃とダイアローグ」
AKBオリジナル衣装の下野さんに釘付け!
かっこよくて見惚れる。
やっぱり下野さんだな。
プレミアムシートを奮発したかいがあった。
HKTオフィシャルツイッター@hkt48_official_より
「週末Not yet」
過去にいろんなメンバーで披露してきたけれど、最後は5期生と。
オリジナルポジとの関係は不明ながら、かえぴょんはHKTにおける優子ちゃんと言っても過言ではない。
「ウキウキWATCHING」
まさかのいいとも曲。
確かに指原さんの芸能史において、欠かせない番組のテーマソング。
ネタ曲と思いきや、おびびまりあは超全力ダンス。
おびびの側転がきれいでびっくりたまげる。
HKTオフィシャルツイッター@hkt48_official_より
「手をつなぎながら」
1期生、懐かしの手つなオープニング衣装で登場。
なぜか恥ずかしがるメンバーたち。
いやいや、普段も違う衣装ではお腹出してるやんwww
できれば指原さんの手つな衣装も、冥土の土産に見ておきたかったなぁ。
HKTオフィシャルツイッター@hkt48_official_より
「ザ・ピース」
これは!
AKBグループのコンサートで、AKB以外の楽曲やってもいいんだ!
目からウロコ、パンドラの箱を開けてしまったとも言える、九州ツアーの画期的オープニング曲。
楽しそうにステージ上で弾けるメンバーたち。
ライブのHKTはこの曲から始まったんだよな。
やはりそれは指原さんの功績でもあるだなぁ。
「ALIVE」
曲というより、恐竜。
恐竜出た瞬間、まさかとみ~来る?
案の定、ひとしきり食われる茶番を演じたあと、満を持してとみ~登場。
大喝采。とみ~!
「キレイゴトでもいいじゃないか? 」「僕らのStand By Me」
とみ~含めた卒業する3人と2期生のためのパート。
指原さんにとって、2期生はHKT48で最初から面倒を見てきたメンバーであり、思い入れあるんだろう。
2期生にとっても、指原さんはHKTの先輩の中でも特別の存在だっただろうし。
できれば、ゆうたん、ゆりやはじめ、卒業してしまった2期生をゲストで呼んで…
というのは、わがままか。
「いま、月は満ちる」
一番のサプライズ曲。
新公演の表題曲が出来上がっているとは!
MCで九州7県ツアー開催の報に続いて披露されたので、客席のお客さんは立ち上がるのも忘れて、じっと聞き入っていたのが印象的。
曲名を聞いて想像したよりメジャーで前向きな曲だった。
5期生だけがバックで踊るという演出も含め、新生HKT48にとっての最高の置き土産。
早く公演で見たい聞きたい。
【タンスのゲン】
アンコールは「川の流れのように」から。
最後の曲、まだ披露していない「サク食べ」に違いないと予想していた。
「恋するFC」あとのMC中、何人かメンバーが袖にはけたのが見えて、時間の関係かなとか思ってたら、まさかのタンス登場!
まじか!!面白い!!爆笑!!!
いやいや、それ?
さいごタンス??
エンディング。
ステージの階段最上階には、ピンスポットを浴びるタンスが一棹。
「まさか、ドラえもんのようにタンスに消えていく気か?」
(本気で、タンスの前面がガバっと開いて、そこに入っていく指原さんという画を想像していたwww)
ではなく、一番上の小引き出しを開け、マイク置いて閉める。
博多弁でいえばマイクをなおす。
人差し指を口に当て客席を一瞬で静め、肉声で「ありがとう!」と絶叫しステージから消えた。
涙、よりも笑顔。
なんとも前代未聞なエンディングだった。
HKTオフィシャルツイッター@hkt48_official_より
【再び、感謝祭について】
そもそも、この感謝祭というイベント自体が前代未聞。
指原さんは盛大にグループを卒業したのにもかかわらず、1ヶ月後には自身の名前が冠についた卒業グループのイベントに登場。
ソロアイドルで再出発したのならまだわかるが、アイドルは辞めたはずなのに。
過去にこんなアイドルの例は記憶にない。
アイドル指原莉乃というコンテンツは4月の卒業コンサートでおしまい。
卒業コンサートはアイドル指原莉乃の『最終回』。
でもHKT48というグループは終わりじゃない。
指原莉乃というアイドルを振り返り、新生HKT48をスタートさせるイベントを開催する。
大感謝祭はHKT48における指原莉乃の『総集編』。
指原莉乃なきあとも、続々と楽しいことは続きますよとぶち上げないと、卒業しちゃったという、ある意味マイナスなイメージだけが独り歩きする。
そう考えると、HKT48の売りである楽しいライブと、専用劇場を待ちわびる劇場公演に関して、九州7県ツアー発表と新公演曲の披露は欠かせないピースだったのかな。
「いま、月は満ちる」は、指原プロデューサ的には、この感謝祭になんとしても間に合わせたかったのかもしれない。
【九州7県ツアー】
7月からのツアー日程が発表された。
2014年の感動をふたたび。
新生HKT48の始まりは再びの九州7県ツアーから。
7/21の初日は福岡サンパレス。キャパ2,300。当たる気がしない。
その他、北九州2,000、大牟田1,500。
各会場昼夜やったとして、12,000弱。
どの会場の日程も夏休み期間の日曜日なので、遠征民もスケジュール合わせやすいだろうし。厳しい。
ちなみに、前回の九州ツアーファイナルの福岡公演は昼当選で、夜はライブビューイングだった。
気になるのは、スケジュールの最後が10/22の佐賀だということ。
佐賀でファイナルはないんじゃないかな。
ファイナル公演が隠されていることは間違いないと思う。
ただし、マリンメッセの11月の土日は11/2-3以外埋まっちゃってるんだよなぁ…
12月か、平日か。
(12/7はSuperflyコンサートでNG。11/3もイベントを見つけられなかっただけの可能性も)
その辺にらみながら、佐賀長崎熊本あたりの参戦スケジュールを練らなければ。
唯一平日開催の大分9/11は、会社のスケジュールに計画年休をぶち込んでおいた。
【まとめると】
いろいろ書いたけど、最終的にはやっぱり『たのしかった!』
大感謝祭もそうだけど、指原さんがいてくれたHKT48が!
指原さんが卒業しても、楽しいHKT48であってほしい。
指原さんもHKTファンのみんなもきっと同じ想いなんだと思う。
HKTオフィシャルツイッター@hkt48_official_より
春のヲタ活まつり
前記事で書いたとおり、下野さんの生誕祭は4月度の誕生月枠で当選した。
その記事には書き忘れていたが、4/6~7はAKBの個握が北Qで開催されている。
4/6のHKTを申し込むのはもちろん当然のことだが、実は翌日4/7のNGT小熊ちゃんの握手券を取るかどうかで悩んでいた。
握手券の申込みは、はるか昔のこと。
4月の公演日程なんか全く不明。
ただ、4/6-7の北Q個握のスケジュールを見た時、HKTが参加しない4/7は指原さんの卒業公演が実施されるのではないかと予想していた。
ならば、小熊ちゃんと当たりそうもない卒公どっちを取るか…
ただ、AKBグループの握手会の裏で外仕事メンバーが多数いるとは考えにくく、制服の芽が予定される可能性も十分ある。
日曜ならば、大学のカリキュラムで出演できないということはないだろうから、しの誕が4/6までに実施されていれば下野さん生誕になるのは確実。
そこまで考慮してしまうと、4/7に予定を入れるわけには行かず、泣く泣く小熊ちゃんの握手券は諦めた(T_T)
月日は流れ、4/7が下野さんの生誕祭だと発表されたのが3/26。
小熊ちゃんの握手券取らないという選択は、結果的にナイスな判断だった。
誕生月枠を含めた指定枠の申込みは3/27。
同じく3/27は3/30公演、そう、とみ~の卒業公演の一般枠申込日でもある。
とみ~のお見送りにはなんとしても参加したい。
当選確率の高そうな、とみ~推し設定1,000日超えの柱枠もある。
だけど流石に生誕1週間前に当選するとまずい。
3/15以来当選履歴を付けていない、いわゆるアカウントを干している努力が水の泡になる。
でも、行きたい。
ということで取ったのが、下野さん生誕祭の指定枠と、とみ~卒公一般枠を両方申し込むという、二兎を追う作戦。
指定枠の当選発表は27日夜。一般枠の当選発表は翌日28日。
指定枠に落選したら、いさぎよくとみ~卒公は諦めて申込みをキャンセルし、生誕祭モバからの一本に絞る
運良く指定枠が来たらば、そのまま申し込みしておいて両方当選を天にお祈りするということで。
結果は、誕生月枠に当選し、翌日の一般枠にも引っかかるという二兎を得るミラクルを達成。
生誕祭の当選さえ持ってればあとは怖いもの知らず。
バンバン公演に申し込みすると、こんな感じになってしまった。
3/30 芽@とみ~卒公:一般当選
3/31 RESET:落選
4/3 ただ恋:モバキャン20番
4/4 研パラ:モバキャン14番
4/5 芽@しの誕:モバキャン57番
4/7 芽@しなもん誕:誕生月枠当選
モバキャン3連発www
どうしても当選をよこしたくはないのね、チケセン野郎は。
結局3公演とも繰り上げで入ることができて、この9日間だけで5公演。
下野さんの生誕祭後も、当選ラッシュは続く。
4/8 博多R:落選
4/11 研パラ:一般当選
4/13 RESET@さっし~卒公:落選
4/17 芽@リ~ぬ誕:落選(T_T)←これはショック。チケセンのいけず!
4/18 研パラ:映像枠キャン4番
4/19 RESET@モバ限:モバキャン18番
4/20 博多R:落選
4/21 研パラ@工藤誕:誕生月枠当選←今月2回め!
4/21 芽:落選
4/22 手つな:一般キャン62番
キャン待ちだらけながら、結果繰り上がり、5公演全て入場www
3/30以降の当選をまとめると。
誕生月枠当選:2
一般枠当選:2
映像枠キャン:1
モバキャン:4
一般キャン:1
なんとも派手な入場記録。
4月の9回入場というのも、月間の最高入場回数を更新。
Party公演全盛期でも月8回が最高だったのに。
3/30からの申込みの勝率が10/16=62.5%
4月の公演数が19公演だったので、4月はほぼ半分の公演に入ってることになる。
月間権利保有者並みwww
ちなみに、4/21夜の制服の芽公演は落選だったものの、総選挙推しバック購入で当選した、サイン入りツーショットチェキ権利を行使。
昼の研パラに入ってからロビ観に流れて、公演終わりに下野さんとツーショット撮影!
実質9.5公演と換算すると、4月の公演数のちょうど半分になるな。
だからどうしただが。
4月には北Qでの握手会が2日あったので、4月は11日もヲタ活してたことになる。
さかのぼると、3月後半も充実してた。
3/22:絶対防衛少女2019
3/23:絶対防衛少女2019*2公演
3/24:絶対防衛少女2019*2公演
3/25:月刊加賀トークイベント@福岡
3/30:とみ~卒公
10日間で5日ヲタ活。
という、春のヲタ活まつり報告でした。
ちなみにブログ報告率は10%以下…
これは、でたんつぁ~らん!
ある下野ヲタのささやかな矜持 2019.04.07 制服の芽公演 下野由貴生誕祭
今年の生誕祭はガスホールで、日曜日の夜公演に決定。
5期生という甘い蜜 2019.03.15 脳内パラダイス公演
【情報】ガスホール座席情報
予想外の被弾にうろたえる春 2019.02.28 制服の芽公演
2/28の制服の芽公演。
皆さんご存知の通り、この日の公演の最後に、とみ~が卒業を発表してしまいました。
そんなことになるとはつゆ知らず、2月最後に下野さんにあえる~♪と入場してきました。
遠征ヲタさん2人と3連番でチケット発券。
残念ながら、相変わらずスカラのBINGO女神はシブチンで、ガランとしたホールに取り残される23巡。
席の選択肢は殆ど無かったけど、後ろから2列目のセンターという、この巡目ではベストな座席を確保。
【出演メンバー】
今田美奈・岩花詩乃・植木南央・運上弘菜・熊沢世莉奈・下野由貴・地頭江音々・冨吉明日香・馬場彩華・渕上舞・村重杏奈・本村碧唯
上野遥・今村麻莉愛・松本日向・宮崎想乃
2月のスカラは3回ともこのあたりしか座ってないなぁと、遥か彼方のステージを眺めながら開演を待つ。
影アナはなっぴ。お決まりの原稿を若干かんだあと、「今年最後の」と言いかけて慌てて「今月最後の」と言い直す天然ボケ発動。
客席はほんわかな笑いに包まれる。
(ここからレポートに入りますが、当然ながら公演中はまだとみ~の卒業発表を知らないわけです。)
(その前提で読み進んでいただけたらと思います)
さて開演。制服の芽は難波の出張公演をはさんで、2週間ぶり。
まず下野さん。いつもの通り、気合は十分。大きく力強いパフォーマンスは最後列付近からでもよくわかる。
が、「アンテナ」で珍しく振り間違いで若干苦笑い。
ねねちゃんは、悪くはないけれど全体的になんだか窮屈そう。
ステージが狭いスカラのせいかな?イマイチ手足が伸び切っていない感じがした。
ねねちゃんが本調子でなさそうなのはともかく、なんだか全体的にバタバタしてまとまってない感じがする。
そんななか、つい見ちゃうのがなっぴ。
その姿がいちいちかわいすぎる。なまらめんこい。
かわいいで片付けてしまうと、そこで思考停止してしまうので、なんでこんなにかわいいのかと理由を考えながら見ていた。
だが、その魅力を文章化するのはなかなかに難易度が高い。
なんかしっくり来る比喩が見つからない。
愛らしい、でもないし、キュートというほどポップな感じではないし、ガーリーは動きというより見た目の可愛さだし。
動作としては、手をくるくる回しあげてかわいい。腰に手を当てて決めポーズがめんこい。
どこかで書いた気がするけれど(自分で書いて忘れてる)、いろいろな動きが内股気味。そして丁寧でやさしい。
手足を含めて全身の動きの軌跡が直線ではなく自由曲線。ベジエ曲線。
きれいにしっかり大きく豊かに踊ってるけど、強さはまったくなく、動きの変化が穏やか。
す~、っと動かして、余韻を残しながら止める。その時のポーズもくねり気味。
シャープでビシッ!バシッ!と決めてくるねねちゃんとは、対照的。
そして、決めのポーズでは、もちろんお顔の表情にも神経が行き届いている。
だから、いつ見てもどの角度から見てもどんなポーズでも、なまらかわいい。
芽の最初の頃はダンスに苦戦していて、かわいさを表現できるレベルではなかったのに。
それが今では堂々と可愛さアピールができるように自信持って踊れてるし、表情に神経を使う余裕もある。
という感じで、腕組みしながらユニットへ。
「思い出以上」:あおい、ねねちゃん、しのちゃん
なんだかしのちゃんの動きが悪い。キレがないし迫力もない。
何より、集中できてない感が半端ない。いつものクールに秘めたるしのちゃんはどこへいってしまったのだろう。
もしやしのちゃん、今日…、と嫌な予感を抱いてしまった。
前半曲のしっくりこない感も、それが原因なんじゃないかと邪推まで。
「狼とプライド」:まりあ&りーぬ
一転ニヤニヤゾーン。り~ぬ、4ヶ月ぶりの狼。
ところどころ、さすがのり~ぬも照れてしまって、マジ苦笑するところがたまらん。
「女の子の第六感」とみ~、なっぴ、なお、はるたん先生、その
あらためて見返すと、個性豊かな組み合わせ。
でも、この曲調に一番しっくり来るのは、やっぱりなっぴだな。
「枯れ葉のステーション」:まいちゃん(初)
おぉ!生誕祭でも披露しなかった渕上駅きたぁぁぁ!!
まいちゃんいわく、生誕祭ではコールしてもらえる曲をやりたかったので、枯れ葉を選ばなかった、とのこと。
曲冒頭付近では緊張からか声が震えていたけど、徐々に落ち着いてきて、しっとりと歌い上げるところはさすが。
できれば近くで表情を見ながら聞きたかった。再見きぼんぬ。
「万華鏡」みなぞう、しげちゃん、下野さん、ばばまる、ひなた
下野さんの万華鏡を見るのは久しぶり。
優雅に舞う姿にうっとり。
からの爆笑MCゾーンへ。しげちゃんとひなたがいれば、なにかが起こる。
「ばか」と呼ばれたくなくて、「あほ」と呼ばれたいひなた。
期待に違わぬ面白さで、傀儡子のごとく、くるくると二人をまわしつづける下野さんとみなぞう。
ばばまるちゃんはお腹を抱えて笑っているだけで、さすがに出番なし。残念。
場面は後半曲へ。
気になるのはしのちゃんの動き。
ちょいちょいチェックしてしまうけれど、相変わらずいまいち。いつもの熱量が感じられない。
もしかしたら、どこか痛めちゃったりしてないかな。
怪我したくなくて集中できてないのかも、と心配になるレベル。
下野さんからはみなぎる力感が見て取れるから、遠目だからそう見えるという理由ではないはず。
ねねちゃんが若干弾けきれてないのも、なっぴがめんこいままなのも、前半曲で受けた印象のまま。
MCも含め最後まで下野さんは元気だった。
「水のないプール」では、手つなで気になってた手のフリの揃え方をKIVでもチェック。
きれいに揃ってるとは言い難い。
が、どうも助っ人メンバーとKIVメンバーでは揃え方が違ってる感じがした。
KIVメンはそれなりに揃えられているようなんだけど、助っ人メンがずれてるような。
助っ人メンはそこまでレッスンで追い込んでないからだろうか。
その時は帰ってDMMの定点で確認しようと思ってたんだけど、いろいろあって確認できずにいる。
なので、確証はないですが。写真1枚載せときます。
そういえば、助っ人に3期生がいないのね。だからどうしたって話ですが。
まりあは3期生のようなものではあるけれど。
アンコールからの、プードル衣装を愛でつつ、お手紙を抽選して終演へ。
このあたりから、しのちゃんの動向にそわそわしだす私。
ステージ上に1列に並ぶメンバーたち。
しのちゃんはセンターより。
あおいちゃん「それでは最後の挨拶をしましょう」
しのちゃんがピクって動くんじゃ無いかと、固唾をのんでフォーカスしていたら、あらぬ方向から発砲されて被弾。
撃ったの誰だ?
とみ~??
え、まじか、とみ~なのか…
「え~」から、静まり返る客席。
この感じ。1年越しのデジャブ。
去年の2月、真白ちゃんの生誕で、そして同じスカラで卒業発表を聞いた。まぢか。
そんなヲタクの動揺をおさめるように、淡々としっかりと卒業を告げるとみ~。
どこからかすすり泣く声も聞こえる。
卒業時期についてはお茶を濁していたけれど、新しい道という区切りを考えれば3月いっぱいなのかなと感じた。
残り1ヶ月しかないというとなおさら衝撃だろうから、富吉マニアの方にはショックを与えないようにしたのかも。
聞いているメンバーには泣いているメンバーも。
でも総じて動揺している感じは少ないように感じた。
特に2期生はあらかじめ聞かされていたのだろうか、覚悟できていた様子。表情が硬い。
しのちゃんの不調の原因はこれだったのか。
同期の卒業発表。多分自分の今後も重ね合わせて、心ここにあらず、だった気がする。
4月はしのちゃんの生誕祭。
ますます真白とダブってくるなぁ。I4Uかぁ。
しかし、この時期が一番危ないとわかっちゃいたけど、とみ~なのか。
お父さんを亡くされてしばらくお休みしていたけれど、しっかり戻ってきてくれて嬉しかった。
R24公演も始まって、2期生はしばらく大丈夫かなとか思ってたのにな。
KIVのMCのみならず、HKTとして最高のMC職人。
その着目点は、瞬発力と創造力に溢れていた。
ひらめきを言葉にする天才なんだと思う。
卒業後ファッションとか美容とか、どこを目指すのかはっきりとしたことは話さなかったけれど、芸能界の表舞台に残ることはなさそう。
類まれなその才能を活かすには、クリエイティブな職種につくのがいいんだろうな。
お見送りではとみ~が一番最後。
私「とみ~さみしいよ」
とみ~がうなずいてくれた。
感想戦で盛り上がる気分でもなく、連番ヲタさんも帰りの電車の時間までそれほど余裕もなく。
なんだかしんみりしながら緩やかに解散したのでした。