HKT48シネマアワード2018 ノミネート
正月休みの4日間を利用して、HKT48の1stアルバム『092』の映像特典である短編映画48作品を全て鑑賞しました。
1枚約2時間。1日2枚4時間で4日間。約16時間。なかなかのボリュームです。
この休みに見終わらなければ、全部を見ることは無かっただろうと思います。
せっかく見たんだから、しなももんが#的に良かった作品を選んで発表したいと思います。
題して
『HKT48シネマアワード2018』
どどどん!
審査委員は私のみ。
なので全くの私見になります。
ちなみに私の映画の趣味趣向を、評価のバックボーンとして書いときますね。
映画はここ数年は、映画館では年間数本しか見なくなりましたが、まぁ好きな方ですね。
老後の楽しみにと、セルDVDなんかは100本以上所有してます。
好きなジャンルは、ずばり、アイドル映画!
といっちゃうと身も蓋もないですが、まぁ青春物とかミステリー系ですかね。
ちなみに洋画は日本語吹き替えで見る派です。
理由は、字幕読んでると映像に集中できないからです。
好きな映画を幾つかあげておきますね。
・櫻の園(主演:中嶋ひろ子)
・大誘拐
・PATLABOR THE MOVIE
あげていたらキリがないですね。
まぁ、だいたいの傾向はわかっていただけるのではないかと。
さて、まずは、47作品の中から、16作品を選抜メンバーとしてノミネートしましょう。
あ、その前に、大前提を。47作品。
下野さんの作品「 雨が降るまで」は、下野さんが出演している時点で文句なくダントツにいちばん好きです。
作品の出来云々は関係ありません。
下野さんが画面に写っているだけで、幸せなのですから。
ということなので、下野さんの作品は殿堂入りとして、審査対象外にします。あしからず。
私の審査基準としては
①主演メンバーの魅力が引き出されている
・かわいい、キレイ、新たな魅力、ギャップ、などなど
②ストーリーや映像などが作品として完成度が高い。
・面白い、怖い、ワクワクする、泣ける、などなど
③見た後の素直な印象
・満足感、納得感、幸福感、違和感、余韻、などなど
④メンバーの演技力は作品世界を壊してない限りあまり気にしない
⑤HKTメンバーとしての推し度合いはできるだけ加味せずフラットに
という感じですかね、文字にすると。
でも、結局③が最重要な気はしますけどね。
さて、まずはノミネート16作品と短評から。(順不同・見た順)
※ストーリーとかに言及するので、ネタバレが気になる方は作品を見てから読み進めたほうがいいかも。
-----これより、ネタバレあり。注意-----
①今村麻莉愛「エリマキ男とボク少女」
中性的で小さなまりあのキャラクターが、妖怪っぽい役どころにベストマッチ。
ストーリー的にはやっぱりねと言うベタなオチなのだけど、嫌じゃない。
②宇井真白「屋上のおばけ」
夢を持った女の娘と野球部の幼馴染2人との三角関係という、まるであだち充の世界。
ダンスシーンやアップなど、真白の魅力でその世界感が魅力的に引き出されている。
エンディングの挿入歌もすごく効いてて、そのままPVとして使えそうな作品。
③山本茉央「夏の夢の恋人」
夢の中だけで出会える幽霊に恋をする、霊感少女まお。
文字にすると陳腐だけど、スカッと抜けたような映像とまおちゃんの嫌味ない演技がピッタリ。
喉が渇いた真夏に、ラムネを飲み干したような、気持ちいい後味の作品。
④武田智加「あこがれ」
もかちゃんが超絶かわいい。それに尽きる。昭和っぽさとか下町が似合うよね、もかちゃんの笑顔って。
最後追いかけるシーンはもっとさらっと終わらせても良かった気がするけど、
青春とは走ることだし、映像が魅力的だったのでありかな。
⑤渕上舞「はじまり」
上京する新女子大生舞ちゃん。博多弁がばっちり。地元民にはハマる。こんな友だちいた感が半端ない。
ちょっとわがままっぽい舞ちゃんも、ちょいダサな服も、素じゃないかと思えるくらい自然。
HKTに入らなかったら、実際こうなってたんじゃないかと想像してしまう。
⑥熊沢世莉奈「1/48計画」
企画の大勝利。全編ニヤニヤが止まらない。
ただ、り~ぬを知らない人が見たときに、その魅力が伝わるかどうか?
なんだか、ももクロのしおりんぽかった。
⑦矢吹奈子「ラララ丼」
ミュージカル調コメディ。なにせラララ丼の歌が無条件に楽しい。
それを歌うなこちゃんのカラッとした愛らしさも素晴らしい。
次のシングルのカップリングに、もしくはどこかのお弁当屋さんのCMソングに!
⑧坂本愛玲菜「ハズレときどき恋」
えれたん、すごい。こんなにキレイで透明感あって魅力的だったんだって再認識。
おばあちゃんの宝くじの話を、アイスの当たり棒で回収するストーリーも巧い。
青春映画好きにはたまらない一品。
⑨小田彩加「海の、家」
小田ちゃんの複雑な一面を見せられるかのようなリアルな作り。
最後のシーンは裸の大将っぽくて、来年の夏までどこで過ごすのか心配になるほど。
⑩松岡はな「遠ざかって、消えていくもの」
なんてこと無い話なんだけど、はなちゃんがうまい。不安な心情、妹の扱いに困惑し、ホッとして流す涙。
映像も朝のシーンから、真夏の日差し、夕暮れのオレンジと、しっかり計算されてる。
はなちゃんの新たな魅力を見せられた。はなちゃんやっぱ天才かも…
⑪岩花詩乃「ROMANESCO」
鮮やかな原色とサイケな映像美と、それに負けないしのちゃんの美貌。
中途半端に陳腐な観念的ストーリーなんか付けずに、映像だけ見せつけたほうがインパクト大だったかも。
なんだかしのちゃんってHKTの枠をはみ出しちゃってるメンバーなんじゃないかという気がしてきた。
⑫荒巻美咲「恋と友情のパターン」
ラブコメディーとみるんちゃんの作り物のアニメっぽい雰囲気がぴったり。
頑張って感情表現と抑揚を付けたナレーションも、それっぽくて微笑ましい。
⑬兒玉遥「トチカコッケ」
ドキュメンタリー風の風刺作品。
セリフを喋らせないことで、はるっぴについて回る滑舌問題が回避され、はるっぴの演技に集中できる。
ただ、ファンからすると複雑な作品かもなぁ…
⑭田中優香「激突」
前半のホラーチックの雰囲気から、後半は一転しダイナミックな殺陣シーン。
最後はほのぼのと落とす。
最初から最後までゆうたんに釘付けになる、ゆうたんの存在感がすごい。
ゆうたん的キル・ビル。満足度高い。
⑮村川緋杏「バイバイ、ホーホ」
フクロウのパペット”ホーホ”と喋るちょっと不思議な娘、緋杏の演技に引き込まれる。
大人になるびびあん、ホーホとのお別れ。
短編なのに泣ける。文句なくいい作品。
タイトルにドハマリ。祐奈にジャストフィット。くすくす笑ってしまう。
てぃふぁ氏版ピタゴラスイッチ。
祐奈的トムとジェリー。
もっと短くして3話くらい作ってくれても良かった。
と、まず16作品選んでみました。
やっぱり、ホラーとかスプラッター物は好みじゃないから選外になっちゃうね。
なおちゃん、天音ちゃんの作品も、完成度高くて良いんだと思うけど、アイドル映画としてみたときにときめきがないんだよね。
支配人のやつは反則。1人フィールドが違うし。無駄に長いし。てぃふぁ氏の3倍尺があったもの。
さて、それでは各賞の発表です。
ドラムロール!どぅるるるるるん♪
と、今回はここまで。
次回、47作品のセンターとも言える最優秀作品賞と各部門賞を発表します。
乞うご期待!
最優秀作品賞(1作)
主演女優賞(1名)
優秀作品賞(3作)
最優秀脚本賞(1作)
最優秀撮影賞(1作)
最優秀音楽賞(1作)
続く
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