MAKO☆PACK+(SINCE1978)♪ずっとしなもんに夢中♪

HKT48『しなもん』こと下野由貴ちゃん&『ぴなの』こと後藤陽菜乃ちゃん激推しブログ(のはず)。劇場公演のレポートなどを中心にアイドルヲタク全開で綴っていきます♪

レゾンデートル -存在意義- 2021.04.02 博多なないろ公演 赤組&黄組-下野由貴 生誕祭・劇場出演1000回達成記念公演-【時間を取り戻すシリーズ Vol.4】

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り~ぬの「ちょっとまった!」から、生誕祭のメインイベントが開幕。
「しもの!お誕生日おめでとう!」
しものと呼び捨てが大ウケ。
同期であり大ベテラン10年選手のり~ぬが司会ということで、滞りなく進行される、と思いきや。
まずは、ケーキが運ばれてきて、そのままいい感じで二人で話し始めてしまうり~ぬ。
はたとお誕生日の歌を歌う段取りを飛ばしていることに気づき、いきなり謝罪。
「一生償っていきたいと思います」

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しかし、ペンライトをろうそくに見立てる段取りを、歌のあとに説明してしまい、再度謝罪w
下野さんも思わず「私がやろっか?司会」と突っ込む始末。
「しものお誕生日おめでとう!」からやり直しとか、自由な進行にw
まれに見るやっちまったな連発のグダグダっぷり。
でも、それがいい。
熊沢世莉奈を愛でる会」2代目会長の下野さんヲタは、もれなく下部組織「リ~ぬを甘やかせ隊」隊員です。
目尻を思いっきり下げて「リ~ぬなら何でも許せる。かわいい♪」状態ですから、まぎれもなく。
写真撮影のあとは、劇場公演出演1,000回記念のレリーフをお披露目。
メンバー全員「しものだ~っ!」(笑)

お手紙はめるちゃんより。代読はりこぴ。
初期に、みおちゃんとめるちゃんがわかちゃんと下野さんにダンスを教えてもらったこと。
USJのハリポタに6時間並んで話したこと。
劇はじでは朝6時まで話し込んだこと。
”頑張る”は当たり前の下野さん。

さすがめるちゃん、しっかりしたお手紙でした。
おいもちゃんが泣ぐむお家芸も、もちろん発動。

そして、下野さんからのあいさつ。

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「13歳でHKTに入って、23歳になった。
ファンの方の個人的近況を聞くのが楽しみで、一緒に生きている家族みたいな存在。
お芝居とか作品作りにかかわっていきたい。
なかなかうまくいかないなって思うこともたくさんあるし(涙)。
HKTにいることが、迷惑なんじゃないかな(涙)。
やめたほうがいいのかなと思ったりすることもあった。
私がまだHKTが必要。
独り立ちできるまで、アイドルとしてがんばれたらいいなと思っています。
この世界にいて、ずっとポジティブにやり続けるのは難しいことはわかっているけど、自分の信じてる部分とか、純粋な気持ちで頑張るというところだけは譲らずに、しっかり前を向いて頑張っていきたい。
まだ卒業はちらつくなというくらいで、具体的には考えていないので、安心してください。
アイドルを卒業するまで、卒業してからも、みなさんと生きていきたい。」

おいもちゃん号泣モード突入。
生誕祭には必ずおいもちゃんをキャスティングしたい。

最後にり~ぬがまとめを。
り~ぬ「しなもんはHKTやファンにとって安心できる存在。」
(下野さん、ステージの鏡でお化粧を確認する)
り~ぬ「化粧を気にすなっ!大事な話ししとるときにっ!」
メンバー客席、大爆笑。

【誰より手を振ろう】

大団円。
全員のお見送りで一旦退場。

しばらくロビーで待機したあと、再入場。
お待ちかねのソロトークイベント、正式名称「劇場出演1000回達成記念イベント/下野由貴 ファンミーティング」開幕。

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♪ダッダッダッ♪のイントロから、大きなリボンの付いたホワイトのワンピースドレスの下野さんが登場。
手にはおなじみの司会進行用ファイルを持参して。

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ステージ中央のカウンターチェアに腰掛けてイベントはスタート。

まずは、ファンからのアンケートで募集した、しなもんクイズ。
全問不正解だった場合、萌ゼリフということで。
第1問:1,000回の中でしなもんの出演回数が一番多い公演は何でしょう?
下野さん「シアターの女神」
正解:手をつなぎながら公演253回。
   ちなみにシアターの女神公演は211回。
下野さん「シアターで稼いでここまで来たと思ってた」

第2問:しなもんが旧劇場のでべそで初めて回ったのは、何年何月何日、出演回数何回目、何公演、何というユニットか?
下野さん「ふざけんなよ!」
    「2014年8月2日、352回目、初恋よこんにちは。」
    「絶対無理じゃん!」
正解:2015年1月14日・500回目・シアターの女神・初恋よこんにちは

第3問:5周年記念公演で、MC中に椅子を持ってきたメンバーとその時の公演は?
下野さん「博多レジェンド公演、むらしげ」(ブブ!)
    「みかん」(ブブ!)
    「なっちゃんは?あおい?あおいなんだ!」
正解:博多レジェンド、あおいちゃん

第4問:「てもでもの涙」の相方は何人?名前を上げて。
下野さん「せりな、はるたん、まどか、まなみん、の4人」
正解:せりな、まなみん、まいちゃん、まどか、い~ちゃん、さえちゃん、富吉、の7人
下野さん「私、とみよしともやってんの?全然覚えてないw」

第5問:2013年2月17日、チームH「手をつなぎながら」千秋楽公演にて、涙混じりにコメントする下野さんに指原さんが放った強烈なコメントは?
下野さん「こういうとき下野は泣いていいキャラじゃないでしょ!」
    「あおいかと思ったらしなもんかよ!」
正解:「しなもんは涙を流すのね」

ということで、全問不正解のため、罰ゲーム。
セリフを客席にリクエスト。
ここで、本編で回避した「キス待ち」のセンターのセリフがリクエストされる。
Sさん、GJ!
下野さん「くそ、逃れたと思ったのになw」
萌ゼリフ「あのー、すいません、キス、しませんか?」

次は、しなもんへの質問コーナー
Q1:しなもん自身が思う長所と短所は?
下野さん「長所は親しみやすい。そうでもない?」
    「短所は意外と雑。あれ違う?」
Q2:100回記念に自分にご褒美をあげるとしたら何がいいですか?
下野さん「いろんな舞台のDVDをざ~って置ける棚が欲しい」
Q3:今まで一番体を張ったなと思う仕事は?
下野さん「一番大変だったのは、間違いなく、劇はじかもしれない」
Q4:もし下野由貴プロデュース公演をするとしたらどんな公演をしたいですか?
下野さん「めっちゃきつい公演。息継ぎできないくらい踊りまくる公演。『それでも彼女は』やりたい。自分がセンターの曲が浮かばないから、自分が出ない公演がいい。」
Q5:ゆきちゃんが密かに推している、期待しているHKTでのカップリングメンバーはいますか?
下野さん「なつまどは大好き。あおいとまどかのコンビ感も好き。」

最後はしなもんへのメッセージコーナー。
ファンの皆さんから頂いたメッセージをサクッと紹介。
下野さん「歌って踊っている時はアイドルだなと思えるけど、こうやって喋ってる時は下野」
下野さん「家に帰ってから、メッセージ全員分を読みたいと思います」

そして、1曲披露。
【夕陽を見ているか】

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下野さん「リハーサルのときに、しなもんやめるみたいだね、ってスタッフさんから言われました。まだまだ居させてください」
下野さん「みなさんがいなかったら、これなかった回数、年月だと思っています。
これからもこの場所で待っていますので、遊びに来てくれたら嬉しいなと思います。」

というグッと来るいい挨拶の後に、1,000回記念のグッズ紹介w
下野さん「似顔絵入りキャップ、背中に詩人の衣装のイラスト入りトレーナー、そしてマスク。
マスクの星は、ほくろの位置をイメージして書いています。」

最後は下野さんのお見送りで、盛りだくさんの公演とイベントが終了。

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生誕祭レポートはここまで。
ここからは今更ながらの感想をぽつぽつと。

ソロイベントは、下野さん以外誰も居ないから、それはそれは下野さん推しにはたまらなく贅沢な時間だった。
タメ口で話す下野さんも、客席のファンとの距離が近くて、まるで集団握手会のようで。
そもそも、HKT48のメンバーがソロでイベント、それも劇場でというのは初めてじゃないかなと思う。
ソロコンサートはさっしーやみくりんがやってるけれど劇場ではないし。
福岡市役所前でやった「博多さしたく祭り!」に行ったのを思い出したりして。
握手会会場でのイベントなんかではあったけど、公演とセットでは初のはず。
料金も通常公演と変わらないので、今思えば超お得なイベントだった。

それにしても、生誕祭の挨拶と涙にはいろいろと思うことが…
「自分はHKTに必要なのか?」
この疑問はAKBグループのアイドルにつきまとう苦悩ではあるけれど、10年1,000回やってもなおその答えは出ないんだ。
劇場公演にたくさん出演しているということは、選抜に入っていない、外仕事が少ないことの裏返しでもある。
1,000回を手放しで喜ぶことができなかったのも、そのあたりの葛藤が原因。
でも、そういう存在意義とは?という話題が出たときに、必ず思い出す出来事がある。
(私と飲んだことあるヲタなら多分1度や2度3度、いやもっと聞いたことあるかもしれないけど、年寄りの繰り言だと諦めるように。)

--回想シーン開始--
2015年の春から夏にかけて、明治座博多座指原莉乃座長公演を行っていて、座員ではなかった下野さんは、助っ人だらけの劇場公演を回していた時期があった。
下野さんが「座長」と呼ばれることになったのは、この時から。
その年の9月に「12秒」の全握@マリンメッセ福岡が開催され、指原さんに挨拶しとこうと下野装備で列に並んだ。
私「下野さん、博多座の裏で公演頑張ったんです」
指原さん「公演は裏なんかじゃないから。HKTの仕事に表とか裏とか無いから!」
即座にきっぱりと強い眼差しで返された。
外仕事が表で、公演は裏だって、無意識に公演を軽んじる意識になっていた自分を恥じたのを、今でも鮮明に覚えている。
(だいぶ昔のことなので、正確な言葉ではないかもしれないけれど、ニュアンスはこんな感じだった)
--回想シーン終了--

劇場公演出演1,000回。
はるたん先生に次いで2人目の達成。
堂々と胸を張って誇っていい偉業だと、心から思う。

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これからは、下野さんの夢に向かって、HKT48という肩書や価値を武器として遠慮なく使って欲しい。
HKT48のメンバーという立場を利用しながら経験を積んでスキルを上げて、HKT48という冠無しの下野由貴でやっていこうと思えるタイミングが来たら、それが卒業の時なんだと思う。
もう、覚悟はしているから。

でもそれまでは、下野さんがHKT48に居てくれる、そのことが下野さんファンにとって意義があるんだってことを忘れないでいてくれれば。

アイドルのraison d'êtreはファン。