MAKO☆PACK+(SINCE1978)♪ずっとしなもんに夢中♪

HKT48『しなもん』こと下野由貴ちゃん&『ぴなの』こと後藤陽菜乃ちゃん激推しブログ(のはず)。劇場公演のレポートなどを中心にアイドルヲタク全開で綴っていきます♪

ある下野ヲタのささやかな矜持 2019.04.07 制服の芽公演 下野由貴生誕祭

今年も無事に下野さんの生誕祭を終えることができた。
ここ数年生誕委員として参加させてもらっているけれど、年々プレッシャーが強くなり、その分生誕祭を終えたあとの安堵感がより深くなっている気がする。
その虚脱感でブログ記事がこんなに遅くなって…という言い訳しか!

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今年の生誕祭はガスホールで、日曜日の夜公演に決定。
フラスタ設置場所は、エスカレータホールと劇場ロビーの間の通路脇。
西鉄ホールやスカラならば、昼公演の時間帯にフラスタ搬入できるんだけど。
昼公演の写真販売列の場所だからか、今回のフラスタの搬入時間が15時半。
もう発券始まってる時間帯。
フラスタが花屋さんで100%完成状態で搬入されるならいいのだけれど、装飾用の小物(タンバリンとタップシューズ)と電飾の取り付けを現場でやらなければいけない。
ちなみに、今年のフラスタは下野さんが大好きな舞台、宝塚雪組公演「ドン・ジュアン」モチーフにしたもの。
舞台のイメージで、ミラーボールとスポットライトの電飾を採用した。
 
搬入して超特急で取り付けをしたのだけど、トップのスポットライトの設計と組み付けが甘くて、時間とともにセンターのライトが下を向いてしまったのが悔やまれる。
もう少し丁寧にしっかり付け無いといけなかったな(反省)。

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花を彩るLEDイルミネーションは花屋さんで組み込んでもらったのは良かった。
去年はイルミネーションも現場で取り付けしたので、かなり時間がかかったから、今年もそこからだったら、発券中に完成しなかった可能性もwww
 
そんな感じで始まった生誕祭当日だけど、そこから遡ること約2週間前の3/23。
絶対防衛少女2019公演の真っ最中に4月前半のスケジュールが発表された。
しのちゃん生誕や大学のカリキュラムが絡んで予想が難しい生誕祭日程だけど、今年はすんなり4/7で行けそうな感じ。
3/26に予想通り4/7が生誕祭と発表され、翌日は指定枠の申込み。
4月は私も誕生日。だから誕生月枠も応募可能。
駄菓子菓子、過去1度も当たったことがないのが誕生月枠。
数年前までは、指定枠時点での生誕祭発表がされていなかったから、下野さんの生誕祭前には投げられないし、生誕祭当選後は期間的に投げる機会が少なくて。
最近は指定枠時に生誕祭がわかるので投げられるようになったけど、落選続き。
まぁ、誕生月枠はたったの5人だから、そうそう当たらないのもわかる。
今年ももちろん県内枠と誕生月枠を申し込み。
結果はなんと見事誕生月枠で当選!
それも221番という下一桁1番のピンポン係で…(oh my God…)
ピンポン係は余計だったけど、当選が早くにわかっているというのは精神衛生上非常によろしい。
メインアカの下野さん推しメン設定は2,000日オーバだし、モバで当選するに違いない、と思っていても、毎年誰かしら下野推しから落選者が出ているから、それが今年自分である可能性も否定できなくて。
 
この当選が3末から下野さん生誕祭までの公演活を見事にサポートしてくれて、9日間で5公演という充実したヲタ活につながるのだけれど、それはまた別の記事で。
とにかく、4/3から4/5まで公演3連チャン、4/6は北Qで握手会。
翌日には休む間もなく生誕祭当日がやってきた。
 
フラスタの設置が終われば、一息する間もなく入場列整理へ。
責任重大なピンポン係の重圧がひしひしとのしかかる。
誕生月枠は最初にピンポン引くので、いい番号がなかったとかの言い訳も効かない。
意を決して引いたピンポン玉の番号は「7番」。
上手だけど、指定枠の最前ではあるので、なんとか最悪の事態は免れたかな。
ヲタ友のMVP入場に続いて座席へ。
指定枠のセンター側から5人収まる。
そしてビンゴ抽選入場開始。
濃い下野ヲタが良番で続々入場。不正だ癒着だ忖度だぁぁ!
みんな下野駅狙いか、最前には目をくれず、Bステ前の2列に固まる。
DMMで見てもらっても分かる通り、「下野由貴」4連うちわを託したヲタたちもその一角に。
(あ、この記事の上がる頃は下野生誕のアーカイブは消えてるか…)
 
【出演メンバー】
今田美奈岩花詩乃植木南央・運上弘菜・熊沢世莉奈下野由貴・地頭江音々・馬場彩華・渕上舞村重杏奈本村碧唯
上野遥・今村麻莉愛・堺萌香・清水梨央・山内祐奈

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影アナ。もちろん下野さん。
拍手も返事の「は~い」も長くてでかい。
下野さんたまらず苦笑。
客席と会話のキャッチボールをはさんで場を更に盛り上げるベテランの技を披露し、客席のボルテージはマックス・フェルスタッペン
 
さぁ開演。
公演演出は1曲目の「恋を語る詩人になれなくて…」の大サビで「しなもん」16連コール。
定番の仲間の歌を外して、初っ端から盛り上げていこうという趣向。
メンバーもこの曲で来るとは思っていなかったようで、やや戸惑いつつ、すぐに笑顔に。
はるたん先生もうれしそう。
もちろん、下野さんにもいいねって感じの表情が浮かぶ。

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「アンテナ」では主役の下野さんが鬼。
り~ぬに一直線、かと思いきや、あっという間にしげちゃん確保!
あっけにとられる客席。やりおるなしなもん
 
自己紹介MC。下野さんは2列目。
事前のユニット予想は下野駅一択。
予想通りな展開。
昔のキャッチフレーズに、ありったけの声援を送り、しげちゃんのボケにも全力良対応。
そして果たしてユニットは何か、座して待つのみ。大げさな。
 
女の子の第六感から暗転し、「枯れ葉のステーション」のイントロ。
下手からスポットライトを浴びながら満を持して下野さん登場。

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きたぁぁぁぁ。
制服の芽59回目にして初。
白ブラウスにベスト、ハットが似合う。見惚れる。

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しっかりとした歌唱。聞き惚れる。
DMMで見返したときに気がついたことを一つ。
「トランクに詰め込んだ…」の歌詞で、Bステに置かれたトランクをしっかり見据える視線の強さ。
(他のメンバーも普通にやってる事かもしれないけれど、初めて気がついた)
松井玲奈的な儚さよりも、一人で旅立つ意志の強さを感じさせる、下野さんならではの世界観だったと思う。

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堪能して拍手。
 
後半戦開始。
ジェラシーのアリバイ」では、いつもより激しく踊ったせいか、左足のフリフリ衣装が外れるアクシデント。
気にせず踊り続ける職人しなもん
 
「仲間の歌」では、配布したお揃いのうちわを掲げてお祝い。
大サビでは「しなもん」コールではなく、一緒に歌いたいと思っていたけど、メンバーの中では生誕ではメンバーコールデフォ!となっているようで、かすかに聞こえた合唱はあっという間に吹き飛ばされ、あおいとしげちゃん先導で怒涛の「しなもん」48連コールに突入。
こうなったら仕方がないので、覚悟決めてしなもんコールに切り替え。
とはいえ最初から飛ばすと後半息切れ必至なので、前半は元気なヲタにお任せで軽めに入り、後半全力投球。
なんとか最後まで声出しきったけど、きつかったよぉ。
 
MCでは何に付け、客席から大きなリアクションが。
まさしく17人目のMC要員。
しかし、毎年生誕祭のたびに「下野さんファンは何でも笑ってくれて優しいからMCやりやすくて大好き」と感謝してくれていたとみ~がいないのは寂しい限り。
 
「水のないプール」ではブルーのペンライトでしっとりと締める。
 
アンコールの口上では、あおいちゃんの公演出演700回のお祝いも加えて。
 
「楽園の階段」では、Bステ正面にまいちゃんが。
そして久しぶりに渕上プロにロックオンされた。
バリバリ下野さん装備、というか、下野さんヲタだと十分知ってるはずの私にさえ、手を抜くこと無くまっすぐ目を見て貪欲にアピールするまいちゃん、やっぱすげ~や。
 
「意志」KIVバージョン披露。
センターは、KIVが誇るツートップねねなっぴ。
しのちゃん生誕でもKIVバージョン見たけれど、なっぴが素晴らしい。
ねねちゃんがこの曲にハマるのは、そのタイプからして至極当然。
でも、並ぶなっぴもねねちゃんに負けず劣らず、凛々しくかっこいい。
特に振り上げた右手の指先から文字通り意志を感じる。
あと少しの力強さがあればと感じるところも、なっぴの魅力なのかもしれない。
 
生誕セレモニーは、若干不安の漂うしげちゃんの司会で和やかで楽しく。
不安は的中したけれど、まぁよし。
写真撮影では、メンバーを客席からうちわであおぐという謎のイベントも発生。
お手紙ははるたん先生から。
本人がいるのに、なおちゃん代読というレアケース。
誰よりも近くで下野さんを見ているメンバーからのノーフィルターで絶賛のお手紙で、涙腺が…
そして下野さんのスピーチ。
毎年この時が一番胃が痛かった。
なぜなら、この時期は選抜総選挙の話題がホットになる頃だから。
ずっと総選挙にランクインさせられなかった下野ヲタは若干下を向いてしまう。
その年の総選挙に向けて一番のプレッシャーがかかる瞬間でもある。

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しかし、今年はそのプレッシャーから開放された。
去年やっとランクインすることができた。
もともと去年がラストチャレンジで今年は出馬しないと明言していた事情もある。
そのうえ、今年は総選挙が開催されなくなった。
そう思うと、去年ランクイン出来てて本当に良かったと、改めて胸をなでおろすところ。
もし去年ランクインできなくてのこの日のスピーチだったら、かなりのダメージを受けていたに違いない。
そんな下野さんの口から出た言葉は、
「後輩に何か残してあげたい」
だった。
自身のことも話したけれど、それよりもHKTの今後についてしっかりとした言葉。
それには指原さん卒業という節目もあるだろうし、自身の卒業もある程度視野に入れての発言に思える。
1期生2期生は、個人的に指原さんになにかしら託されているような気もするし。
いろいろ胸にズンとくるスピーチだった。
 
クライマックスは「手紙のこと」。
制服の芽公演に入ったときに密かに続けてきた、「手紙のこと」で手拍子しましょうキャンペーンの集大成。
生誕祭の演出として、ペンライト消灯と手拍子を採用してもらえることに。
過去には去年のなおちゃん生誕で手拍子演出があったのだけど、惜しくも全編同じ調子になってしまい、消化不足だった。
なので、しっかりサビでの転調も記載していただいた。
 
曲開始。
イントロで手拍子に気づいたメンバー。
あおいちゃんは「おっ!やるやん!」って顔に。
なっぴ、まりあはポジ移動しながら、手拍子を一緒にやってくれた。
DMMのアーカイブ感想でも話題になってたけど、予想以上に客席の手拍子が大きく響く。
AメロからBメロにかけては「(ん)パン、(ん)パン」と裏拍子。
サビでは「パン、パ、パン」、いいぞ。
が、サビからAメロに戻った時、「パン(ん)、パン(ん)」の表拍子になっちゃった。
懸命に裏に戻そうとしたけれど、流石に無理~。
まぁ、仕方ない。突然手拍子やってって言われても、慣れないとなかなかね。
下野さんのお手紙朗読パートでは、手拍子を止めて静かに拝聴。
最後、ねねちゃんとのコーラスも同じく手拍子止めて。
その後に、しっかり裏拍子に戻せた!
終わりよければ全て良しだ。うん。
そうそう、下野さん曲中で涙ぐんでいたように見えた。
メモにも殴り書きがある。
握手会で本人に聞いても、多分「覚えてな~い」って返されるだろうからあえて聞かなかったけれど。
それほど響いたんだなと思うことにして、記憶の底にそっ閉じしておいた。
 
2019年の生誕祭も無事終演。
 
後片付けをして、天神親不孝通りで打ち上げ飲み会。
平日だったら22時とか開始で深夜に突入する打ち上げも、日曜17時開演のおかげで20時30分には乾杯!
ただ、公演終わりで最終便に間に合うから、翌日の仕事に向け泣く泣く打ち上げを断念し帰路につく方も。
とにかく、打ち上げ飲み会までが生誕祭ですよ。
 
そんな生誕祭といえば、主役である推しを目一杯お祝いするのが目的であり楽しみ。
それはもちろん間違いない。
でも、下野ヲタ、というか私には生誕祭に対してもっと違う感情がある。
上から目線で不遜な言い方になるかもしれないけれど、「推しに恥をかかせてはいけない。」という使命感。
「恥」というとあれだけど、生誕祭に出演した他のメンバーから、「生誕祭なのに盛り上がり足りなくない?」とか、「自分へのコールが少なくて寂しかったな」とか絶対思われたくない。
「下野さんの生誕祭はやっぱりすごいな!さすが下野さん」って感じてほしい。
自分の生誕祭の次に下野さんの生誕祭が好きってくらい思ってほしい。
もちろん、生誕祭に入ったお客さんにも「下野さんの生誕祭、楽しかったな~♪」と気持ちよく帰ってほしい。
そのためにヲタにできることは限られていて、メンバー全員への精一杯のコールと、MCでのリアクションぐらいかな。
下野さんへのコールは、私一人いなくても十分すぎるくらいなのでいつもより控えて、その分できるだけ他のメンバーへのコールにありったけの力を注ぐ気持ちでいる。
下野ヲタはもちろん、他のメンバーのヲタにも同感してもらえるかもしれない。
 
ただただ、ヲタを褒めてほしいというわがままな自己満足といわれれば、その通り。
そのあたりのスタンスが、しげちゃん曰くの「下野ヲタは欲しがるよね」につながっている節はある。
もちろん下野さんヲタ全員がそうだというわけではなく、生誕祭では純粋に下野さんをお祝いし目に焼き付けて帰る、まっとうなファンが大多数。
そんなキラキラした目をした素直なファンがたくさんいないと絶対ダメだし。
ただ、劇場を主戦場として活躍している下野さんを現場で見続けていると、こんなひねくれて複雑な感情が芽生えてきてしまって。
そして、そんな気持ちで生誕祭に臨んでいるヲタが私以外にもいるのではないかと、勝手に感じている。
生誕祭の記事を締めくくるに当たり、あえ言いたい。
ある下野ヲタのささやかな挟持、だと。