推し設定にさよならをするために 2021.04.02 博多なないろ公演 赤組&黄組-下野由貴 生誕祭・劇場出演1000回達成記念公演- 【時間を取り戻すシリーズ Vol.2】
昨年、新劇場での公演が開始されしばらくして、生誕祭にも少なくない影響を及ぼす大きな変化があった。
公演の申し込みがAKBチケセンから、新たなHKT48チケットショップに変わったのだ。
特に、推し設定という伝家の宝刀とも言える拠り所がなくなったことが影響大。
「推し設定1,000日超えてるから、生誕祭は間違いないでしょう」とか、言ったり聞いたことあると思う。
生誕祭は、該当メンバーをチケセンに推し設定として登録している期間が長いと、当選確率が上がる、いわゆる選民が行われるというのは、暗黙の了解だった。
生誕祭には、そのメンバーを応援している人の当選を優先する。
至極納得できる優遇処置ではある。
ただし、推し設定継続日数をことさら強調すると、やもすれば「俺は古参なんだぜ」アピールと取られる恐れが多分にある。
推し歴が浅いファンの中には、その言動にマウントとられてるような不快感を覚え、推しメンのせいでもないのに、そのメンバーから離れていってしまうことがあったかもしれない。
そんなことを考慮したのか、単にシステム的な問題か、HKT48チケショには推し設定が無い。
AKB48チケセンから引き継いだ気配もない。
10年推してるベテラン古株も、昨日から好きになったヲタも、その時点でメンバーを好きな気持ちは一緒。
ならば当選確率は皆同じであるべき、というロジックには一理も二理もある。
俺の推し設定どうしてくれるんだ!と言いたい気持ちもあるけれど…
ただし、HKT48チケショに紐付けされる、オンライン握手会申し込みサイトの会員情報には「一番好きなメンバー」を登録するようになっている。
AKB48チケセンのように、継続日数は表示されていないし、参考にされているかどうかもわからないが。
などとグダグダ書いてきたが、要は生誕祭の当落に過去の推し設定は当てにならず、入場定員が半分以下に制限されている状況では、下野さん生誕祭に当選できるかどうかが一番の懸念事項だったということ。
なんて理屈はさておき、下野さん生誕1本に絞って申し込み。
願掛け。無事当選。
生誕祭委員をはじめ、申し込んだ下野推しはほとんど当選していた模様。
あれだけ心配したのに、なんだったんだよぉ、ホントもぉ、である。
下野推し以外の方が忖度して申込みを遠慮したのか、そもそもの倍率が低かったのか?
あるいは、やはり推し設定的な内部設定が存在するのか?
真相は藪の中だが、事前の心配が杞憂に終わってホッとした。
ところで、下野さんの生誕祭はチームKIV公演ではなく「博多なないろ」公演にて実施される。
生誕祭はチーム公演じゃないと、という気持ちもあるけれど、これはこれでありだと思った。
みくりん、はなちゃんなどはチームが別で、助っ人としてチーム公演の生誕祭にはまず参加しないであろうメンバーにお祝いしてもらえる。
下野さんを仏と崇めるりおちゃんもいる。
「博多なないろ」公演での生誕祭自体がレアでなので、特別感もある。
結局、下野さん生誕祭の2日後のひなの生誕祭以降は、チームや研究生公演での生誕祭に戻ったので、博多なないろ公演で生誕祭を実施したのは、もかちゃん、みなぞう、下野さんの3人だけとなった。
と、随分昔に書いていたのだが、10月17日のおいもちゃん生誕から、しばらくは「博多なないろ」公演での生誕祭になるので、レア感は当時より薄まってはいる。
2021年4月2日(金)生誕祭当日。
1年越しに日の目を見た、下野さん8周年前夜祭総合司会の羽つき衣装を再現したフラスタの設置も滞りなく完了。
素晴らしい出来ばえ。自画自賛。
アクリルパネルとミニミラーボールライトとの相性もバッチリで、光り物とのバランスは過去イチ良かったと自負している。
毎年のことだが、フラスタだけは当日に搬入される完成品を見るまでは作業終了にならないので、心臓に悪く、寿命が縮まる思い。
もし私が早死したら、その原因の半分は、ここ数年のフラスタプレッシャーの心労にあると思ってもらって構わないw
某Fさんからも、わざわざインスタで「凄かった」とお褒め?いただいたのも嬉しかった。
その他にも、フライヤー、生誕委員グッズのパーカーと扇子、メッセージカードとアルバム、演出と小物の準備、カンパなどなど。
生誕委員の皆様、2年越しの準備お疲れさまでした。
ロビーで販売されている「下野由貴 劇場出演1000回達成記念グッズ」も購入。
生誕Tシャツを着込み、購入したイラスト入りキャップをかぶり、さて入場。
座席は幸運にも10番。2列目下手端。
生誕祭にはつきもののロビーでの演出説明、ヲタ連番整列、ビンゴの緊張感は無く、事前の盛り上がりに物足りなさを感じつつも、そこは生誕祭ということで、良席ということもあり、ワクワク感は十分持って影アナを待つ。
(続く)