MAKO☆PACK+(SINCE1978)♪ずっとしなもんに夢中♪

HKT48『しなもん』こと下野由貴ちゃん&『ぴなの』こと後藤陽菜乃ちゃん激推しブログ(のはず)。劇場公演のレポートなどを中心にアイドルヲタク全開で綴っていきます♪

赤い熊とペンギンの威力 2020.12.16 博多なないろ公演 赤組&黄組

博多なないろ公演24公演目にして、やっと下野さんを擁する赤組公演に当選した。
みくりんの自宅待機期間があったので、赤組としては5回目。
下野さん的に言えば、劇場公演出演988回目となる公演。
ペアはめんこいなぴこのいる8回目の黄組。
両組とも初めて見るので超楽しみ。

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初雪舞う福岡市内。
間の悪いことに出社日にあたってしまったが、仕事をはや上がりして劇場へ向かう。
西鉄ホールだったら近かったのにな…、ちょっぴり懐かしみつつ、凍えながら百道浜までスクーターを走らせる。
♪赤いマフラー、なび~か~せて~

顔認証して、バタバタと下野さん22歳の生誕Tシャツに着替えて入場。
座席は93番。
まぁた後ろの方だ、と思ったけれど、座ってみると私より前の席はすべてソーシャル空席。
ステージまでの見晴らしは最高。
上手花道先端にも近いので、後方の中では比較的良席だった。

開演。黄組から。
黄組のセットリストは全体的に緩やかなダンスと歌が中心。
なので、メンバーのお顔が見やすい。
私の席からは下手方向は遠いので、特定メンバーを追っかけるのではなく、上手にいるメンバーを中心に鑑賞。

まずはいおりちゃん。
顔ちっちゃ!
全体のサイズ感も小さい。
おいもちゃんと並ぶとシンメ感がある。
そんな黄組6人はサイズごとにペアっててバランスがいい。
大がりこぴとりみか。中がなっぴとゆかちゃん。小がおいもちゃんといおりちゃん。
いおりちゃんのダンスは小気味よくて爽やか。
研究生公演ではずっと見てきたはずなんだけど、いつの間にこんなに踊れる娘になってたんだっけと驚き。

いおりちゃんよりさらに小ぶりなのがおいもちゃん。
でもダンスはいおりちゃんよりも大きく安定感増々。
伊達に長く踊ってるんじゃないわよ、と言わんばかり。
汗の量が踊りの質感。

なっぴはこのくらいの運動量だと、余裕あって楽しそう。
ポジションが下手中心で、上手に来ることが少なかったのは残念。
でも、ちゃんと"る~るるる~"ボードを見つけてくれて、お別れタイムではきつねポーズでレスくれたから満足。

気になるのが、りみか。
笑顔かわいい、踊れてる、客席にレス振りまく、余裕しゃくしゃく。
公演としては文句なくちゃん出来てていいんだけど、なんか物足りない。
持てるパワーやポテンシャルをフルに出しきれてない感じがもどかしいというのかな。
本人からも、やりきってないしもっとできるんだよ、的な雰囲気がにじみ出てる気がする。
セットリスト的に出しにくいのもあると思うんだけど。
なっぴやおいもちゃんにはなくて、何故かりみかにだけ不完全燃焼感がある不思議。

りこぴとゆかちゃんは、安定の2期生ペア。
良くも悪くも、黄組はこの2人が引っ張ってる。
歌では「銃弾」と「長い光」。
この日の「長い光」ソロがゆかちゃんだったので、なおさら。

さて、お待ちかねの赤組。
セットリストは、赤組が最強。
下野さんがほぼ組み立てたという推し補正なくても、明らかにそうじゃないですか。断言。

「真っ赤なアンブレラ」
自宅待機明けのみくりん、髪を切って大人っぽくなった。
ちょっとスリムになった気もするけど、ずっと画面越しに見てたからかもしれない。
ちょっぴり切なくてみずみずしいアンブレラ。
いいなぁ、みくりん。
いぶいぶは勉強勉強。

「みなさんもご一緒に」
下野さんセンターという形ではあるけれど、セリフとあおりでの盛り上げ役に徹している。

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下野さんのパフォーマンス云々は改めて書く必要がないほど、もう安定と安心。
褒め尽くしたよね、もう。
キレがあって力強いダンスもそうだし、表情の出し方、客席への配慮も抜かりなく。
私にまでちゃんと指差で手を振ってくれたので、満点。
それよりも特筆すべきは、MCですよ。
後半の2チーム合同のMCではゲームコーナーが復活。
当たり前のように、司会進行は下野さん。
お題の箱が用意されていないというハプニングにも動じず、スムーズに場をすすめる。
まるでテレビのいちコーナーを見てるかのよう。
メンバーは安心してゲームを楽しんでいる。
見てるお客さんも、ゲームやってるメンバーや見守ってるメンバーに集中できる。
これって、出来て当たり前なようで、実はとても難しいはず。
いや、自分でやったこと無いから断言はできないけど。
メンバー相手の身内だからやりやすいという点は差し引いても、もっと評価されていいと思う、下野さんの司会進行能力。

「カメレオン女子高生」
この公演で一番輝いてた、というかダントツいちばんやられたのはり~ぬ。
DMM見てても感じてたけれど、公演再開されてからのり~ぬのダンスパフォーマンスがすごすぎる。
かねてから言われていた、腰の動きが超人的。
決して大きく動かしているのではないのに、スカートの舞い上がり方が他のメンバーとは重力が違う。

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桁違いに舞い上がり躍動的。
なかでも一番スゴかったポイントは、ペンギンの1番、はなちゃんとフロントペアで踊るところ。
腰を一閃、スカートは腰のベルトを超えて舞い上がり、アンダースコートどころか、その上のおなかまで見えてしまう。

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DMMで確認したシーンがこれ。すごいの一言。
それだけだったら、ダンスがすごいり~ぬ。
それだけではなかったのだ、この日のり~ぬは。
ゲームコーナーで下野さんのアシスタントを務めたり~ぬ。
運がいいことに上手側がMCスペース。司会の下野さんとアシスタントのり~ぬがよく見える。
って、なぜ赤組の後輩全員ゲーム鑑賞モードで、1期生のり~ぬがアシスタントをwww
とりあえず、そこはおいておこう。
2問目から登場した箱から、下野さんが引いたお題の紙を受け取るり~ぬ。
膝をついた姿勢で、精一杯腕を伸ばしてうやうやしく。
いや、その姿勢から受け取らんでも、立ってもいいやん。
その紙を頭上に掲げて、黄組メンバーとお客さんに見せる。

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ただただ一生懸命、ちょっとでもよく見えるようと必死に高く掲げる。
衣装も上がって、横腹だけではなく、黒のブラシャツまで見えてるよ、り~ぬ!
その一連の仕草が愛おしくてやられっぱなし。
とどめは、最後の曲「誰より手を振ろう」。
上手花道の先端きたのがり~ぬ。
満面の笑みで、立見や私を含めた後方のお客さんに感謝の微笑み。

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心がほっこり温かくなる。
り~ぬは下野さんと並んで初期から好きなメンバー。
後輩が増え、下野さん以外の推しは移り変わっても、変わらずずっと好きなまま。
その理由は、公演に数々入ってると、この日のようにり~ぬがものすごく可愛くてツボにはまってしまうことがあるから。
そのたびに好きな気持が更新されて、ずっと好きでいられるんだと思う。

「隣人は傷つかない」
HKT48の太陽、はなちゃんのダンススキルを堪能できるのがこの曲。
かっこいい。
でも、はなちゃんはやっぱり笑顔。
それも、顔だけではなく、踊りで、体全体で笑顔を表現できるのがすごい。
ペンギンなんか、センターのいぶいぶよりも嬉しそうで、笑みが溢れてこぼれだしてる。

「意思」
意思大好きヲタ。
じーなの一本筋の通ったような実直なパフォーマンスとぴったり。
7人で魅せる意思。
上手端で踊る、下野さんといぶいぶに視線は釘付け。
いぶいぶ、「隣人」から「意思」にかけて必死でついていってる感じ。
なんせ周りの6人は先輩の中でもパフォーマンスに定評がある巧者ばかり。
下野さんと同じ画角で見ていると、一瞬ダンスが遅く、決めが弱い。
何より迫力が段違い。
でもしかし、それが悪いと言っているのではないし、だめだなと感じてるわけでもない。
アイドルはダンスが上手いことが正解ではない。
負けん気あふれるいぶいぶが愛おしくてたまりません。

「走れペンギン」
そして、赤組公演のクライマックスは、ペンギン。
誰がなんと言おうとも、いぶペンギン。
「隣人」「意思」でキツキツまで張り詰めた空気を、いぶきの祈りポーズで一瞬で転換。

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踊りだしで一気にいぶきワールドへ誘う。
もともとペンギンは、ぱるる率いる若手メンバーの出世曲。
いぶきにピッタリ。そして脇を固めるメンバーの豪華なこと。
そして客席一体となり「いぶきを大事に育てていこうな」って気持ちでいっぱいになる。
2年間連れ添った大事な相棒は卒業してしまったけれど、いぶきはHKT48の未来でしかない。

「永遠より続くように」
7曲公演の締めは、りおちゃんセンターのこの曲。
下野さんを仏、はるたん先生を神と崇めるりおちゃんだけど、本人が一番達観した存在であるように見える。
りおちゃんは公演で踊って歌うのが大好きなんだろうね。
り~ぬとは違う形で、控えめにだけど深い公演愛を感じる。
もっとMCでガツガツ来てほしいとか、DMMアピールを全力で、とかつい思ってしまうけど、りおちゃんは公演に出演しているだけで幸せなのかもしれない。
そんな邪念の欠片もない純粋でキレイなりおちゃんを愛でながら、幸せな終演へと向かう赤組であった。

その後の合同MCは、前述の通り下野さんの仕切りで滞りなく進行。
ちょこちょここぼれ出る黒なっぴが大好物でした。

アンコール。
「キスは待つしかないのでしょうか?」のセンターいおりちゃんの、セリフの照れ具合にやられる。
そして「君のことが好きやけん」では、なっぴといぶいぶペアパートの清涼感が半端なかった。

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お見送り。
なっぴは多分認識してくれたと思う。
下野さんとは、オンライン握手会には参加していないので、ガッツリ顔を合わせるのは久しぶり。
オープン記念公演のお見送りでは会ったけど、一瞬だったし。
だから実質、2月の制服の芽公演以来、10ヶ月ぶり!!
にもかかわらず、いつもの下野さんw
久しぶり~とか無いんかぁい!
まぁ、こっちもそんなテンションじゃなく「やぁ♪」って感じだったから、どっちもどっちか。
親戚のおじさんにお盆とお正月に会っても、テンション上がらないし、くらいの感覚だろうね、もう。

- あとがき -
本当は、各チームのセットリストの狙いや構成とか、衣装の差とか書きたいことはあったんだけど、長くなるし、焦点がブレブレになりそうだったので、久しぶりに会えたメンバーの印象を中心に書いてみた。
結果、うるさい親父が好き勝手な小言を書いているだけの文章になってしまった。
客観性とか評論性とかに昇華させることなく、私が感じたことをそのまま書いてるんで、間違ってたり勘違いしてたり、思い込みだったり邪推だったりするかもしれない。
でも、それもひっくるめて、客席で見ていたヲタクが感じたことだと割り切って読んでほしいな。
って、誰への言い訳?